公開日:2009/08/06

シャイな学生たちの状況を把握し、より良い講義の実現をめざす

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 日ごろの講義で、学生一人ひとりの理解度をきちんと確認するのは難しい。先生が「分からなかった人は挙手を」と、学生自身に問うたとして、果たしてその内の何人が恥ずかしがらずに申し出るだろうか。筑波大学のMaclean(マクレイン)先生は、講義中に『Interwrite Response』を巧みに取り入れ、学生の理解度状況を正確にとらえようとしていた。その講義を拝見してお話を伺った。

アクティビティ後、瞬時にアンケート
学生たちの感想を次の講義に生かす!

 当日は、生命環境学群生物資源学類1年生を対象にした「英語Ⅱ」の講義が行われていた。
 リスニングが始まると、学生たちは、テーマである「リサイクル」についての英語の音声に集中して聞き取り、ペンを走らせた。終了後、マクレイン先生は、即座に、このアクティビティについて、『Interwrite Response』で2つのアンケートをとった。

 The listening was
 1.too difficult. 2.difficult. 3.just right. 4.easy. 5.too easy.
 The pace was
 1.too fast. 2.fast. 3.just right.  4.slow. 5.too slow.

 学生たちの答えは、どちらの回答も3番が最多数。マクレイン先生は、このようにすぐに学生に確認することが大事だという。
 「アクティビティは、学生たちにとって丁度良いかやや難しいくらいの評価がベストです。フィードバックをしてみたら、今日はぴったりでしたね。1学期や2学期が終わってから学生のレベルや理解度が分かっても遅いので、その場で意見がもらえるこのシステムはありがたいです」
 そして、講義の最後にも、今日の感想を学生に尋ねた。
 『Interwrite Response』で現状を常に把握して、次の講義の改善につなげているのだろう。

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(写真左)『Interwrite Response』のアンケート結果は即時に集計され、グラフ化される。(写真右)無線リモコンのボタンを押して送信するだけの簡単操作のため、初めてでも戸惑いがない。

楽しさも使い勝手も高評価。
先生も学生も満足のシステム

 マクレイン先生が本格的に講義で『Interwrite Response』を活用し始めたのは4月から。すっかり使いこなしているように見えたが、もともと機械が得意というわけではないという。
 「私は携帯電話でもある程度の機能しか使えませんが、『Interwrite Response』は、操作が簡単なので大丈夫でした」
 マクレイン先生によると、学生も同じように感じており、特に液晶画面付きのPRSタイプのリモコンは、学生が自分の送信がきちんと届いたか画面上で確認できるので安心感が高いという。
 「学生たちの反応も良いですね。以前、学生236名を対象に『Interwrite Response』の使用感のアンケートをとったのですが、面白さ・楽しさの評点が5点満点の4・25点で、使い勝手の良さは4・11点という高評価でした」
 マクレイン先生は、これからも、『Interwrite Response』でフィードバックした結果を反映したより良い講義を学生たちに提供していくにちがいない。

Assistant Professor George Robert Maclean先生

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