「ウィルス対策最前線」

 学校におけるウィルス対策は、避けては通れないセキュリティ対策の第一歩だ。
 1983年、初めて「コンピュータウィルス」という名前が使われた。2003年前後から俗にいう「スペシャリスト」が誕生し、近年、利益目的で破壊行為・スパイ行為を行なうケースが増えている。
 日本エフ・セキュア株式会社は、本社をフィンランドに構え、世界100ヶ国以上で展開するウィルス対策業界における老舗のグローバル企業だ。フィンランドとシリコンバレー、クアラルンプールに世界最高レベルのセキュリティ研究所を持ち、24時間365日体制で最新の脅威に対応している。学校向けのアンチウィルスソリューションに関して、法人営業部アカウントマネージャの矢次弘志様にお話を聞いた。

高い技術力

 「第3者機関の調査(※)では、ランダムに抽出した30万種のウィルスを検査させたところ、弊社製品の検知率が99.7%だったという結果があります」

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 日本だけでなく、AV-Comparativesや、AVTest.orgといった著名な第3者機関の調査結果からも、エフ・セキュア製品については、世界最高レベルの検知結果が出ているという。
 「ウィルスは、発生してから5〜6時間後に急激に拡散する傾向にあります。大事なことは、ウィルスの発見からワクチン提供までのスピードです。

 

 

 

 

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弊社のワクチン提供の平均時間は、ウィルスの発見から約2時間強という実績があり、業界トップクラスです」
 この点は、メーカーのワクチン提供に関するポリシーによっても違うということだが、同社は、ウィルス拡散までの時間が短くなりつつある背景を踏まえ、ワクチン提供のスピードを最重視しているという。

学校向けアンチウィルスソリューション 個人所有パソコンでの使用許諾

 同社では、「小中高校パック」という商品を販売している。
 近年、教育現場からの情報漏えい事故が多数発生しているが、それを未然に防ぐことができるソリューションだという。具体的にどういう部分が学校向けなのか、お話しを伺った。
 「学内のパソコンに関しては、ウィルス対策の必要性が広く認識されています。一方で、多発する学校現場からの情報漏えい事故では、先生方の個人所有パソコンが主な原因の一つになっている事実があります。文部科学省の調査(2006年3月)によれば、53%の先生方が仕事で個人所有パソコンを使用しているとのことです。そのような実情に対応すべく、『小中高校パック』では学校に所属する教職員の個人所有パソコンでも使用を許諾しています。目的は、ライセンス製品の一般常識にとらわれず、個人所有パソコンのリスクも含めて、広い意味で学校現場のセキュリティ対策を支援することです。」

Webベースでの集中管理(管理サーバ不要)

 もうひとつの特徴は、これまで校内もしくは教育委員会で構築・管理が必要だった集中管理サーバを、F-Secureのサービスポータルとして、Webブラウザ上だけで一括管理できる点だろう。
 つまり管理サーバが不要なので、コスト的なメリットはもちろん、パターンファイルの更新、ソフトウェアのアップデート、パッチの適用なども全自動で実行され、導入後の運用作業を大幅に軽減できる。  「『ネイバーキャスト機能』により、学内のパソコン同士で最新の定義ファイルを共有できます。この機能により、すべてのパソコンが一斉に管理サイトにアクセスすることなく、ネットワーク帯域を節約することが可能です。」
 世界トップクラスの技術力を持つグローバル企業としての顔と、日本の教育現場やネットワーク環境を考慮した商品化と、きめ細かいサポート体制という顔の両面を持っている日本エフ・セキュア株式会社は、製品としても企業としても大変興味深い企業である。

※ソフトバンククリエイティブ「PCJapan」2006年12月号より

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www.f-secure.co.jp

 

 

 

 

法人営業部 アカウントマネージャ 矢次 弘志 様

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