CALLでリスニング&発音のレベルアップ

英検CATの徹底活用
高1から英検準2級に挑戦

函館と言えば五稜郭。全国から多くの人が訪れる、日本でも有数の観光スポットだ。その五稜郭のすぐ傍に市立函館高校はある。
2007年4月に開校した市立の高等学校だ。教頭の河合宣孝先生と、英語科主任の秋元先生にお話を伺った。

『全生徒が2級を取る事も可能だと思っています』(秋元先生)

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同校は英検本試験の準会場にもなっており、毎回、多くの生徒が英検にチャレンジしている。受験する生徒の70%は、なんと高校一年生で準2級からチャレンジしている。
同校では、e-Learningサービス「英検CAT」のID・パスワードを全生徒が持っており、1年生から自宅学習や、一部の一斉授業にて活用している。

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教卓

  「思いついたときに学習できる事が良いみたいです。いちいち紙と鉛筆と辞書を用意しなくてもすぐに学習できる。
特にリスニングに関しては、良いと感じているようですね。今までは、CDなどでの取り組みもあったのですが、やはり英検CATの方が簡単に始められる様ですね」
高校1年生でも違和感なく学習に取り組んでもらっているというのは、我々にとってもとても嬉しいことだ。

 

『音声面は完璧ですね(笑)』(河合先生)

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普通教室の机より広く使えるデスク

 「CALL教室での授業が好きなので、OC Iや英語Iをはじめ、様々な授業で使っています」
河合教頭先生は、前任校でもCaLaboを使って授業をしていただいていた。
河合先生の授業の一例を紹介いただいた。
まずは導入でランダムペアで生徒同士で会話させる。途中で先生がインターカムで入っていき、生徒たちの様子を確認しながら指導していく。
そしてソフトテレコで、CDを再生しながら取り込んだ音声を、それぞれの生徒のペースやレベルによって、音声の再生を早くしたり、遅くしたりしてシャドーイングを取り組ませる。
そして、5分~10分練習させて、自分の音声を録音させて提出させるという流れということだ。
「良い生徒の音声は、みんなに聞かせます。やはり英語は音声言語ですので、音声面は重要です」

 「英語の学習には、知的側面とトレーニング的側面の両面があると思います。知的側面ももちろん大事ですが、トレーニング的側面として音読するとかディクテーションするなど、作業的な取り組みを多く取り入れて生徒の学力を高めていくことについては、非常に有効的なシステムだと思いますね」
かなりのヘビーユーザの河合教頭先生は、その後もSMART-HTMLでの自作教材の使い方や、CNNの音声を活用した授業の有効性などを丁寧な言葉で説明いただいた。

『とにかく使ってみることが大事だと思います』(秋元先生)

 最後に、秋元先生にCALL教室をこれから使う先生方に何かアドバイスをくださいとお願いしてみた。
「本校で今一番使っているのが、実物投影機を使ってプロジェクタや生徒のモニタに教材や教科書を映し出すことです。それであれば、普通教室での授業の延長として使えます。始めは難しい機能を使うのではなく、簡単なことだけから始めた方が良いように思います。その積み重ねで難しい機能も使えるようになると思います」
 
同校でも、最初から多くの先生がCALL教室を使っていたわけではないという。英語科の共通認識として、自分の授業の中で週1、2回は使っていこうということになり、分からないなりに使い、お互いに情報交換するうちにさまざまな良い点、メリットを実感するようになっていったそうだ。
そして、今では多くの先生がご自身のツールとしてCaLaboを活用しているということだった。

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英語課主任 秋元 昇先生

教頭 河合 宣孝先生

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