「これはひとつの革命だと思っているんですよ」 〜 小学校と教育センターとの連携した取り組み 〜

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写真左から
我彦 武校長先生、斎藤 紀子先生、佐藤 幸子先生、阿部 良子先生

 福島県伊達郡桑折町立睦合小学校は、全校児童72名の小学校。我彦 武校長先生、斎藤紀子先生、佐藤幸子先生、阿部良子先生の4名にお話を伺った。

フラッシュ型教材を活用するきっかけは?

我彦校長 きっかけは、福島県教育センターより受けた「初等教育における、ICT先進技術の有効性実証研究」のお話。その中のひとつの取り組みが、フラッシュ型教材を使った授業です。

授業への導入の際、戸惑いはありませんでしたか?

佐藤先生 それまでパソコンを使った授業はしていませんでした。最初は、「これってどう答えるんだろうね?」と子どもたちと一緒に研究しながら取り組みました。

斎藤先生 福島県教育センターの先生たちが非常に協力的で、私たちが授業に集中できる環境を作っていただいたのです。今もサポートを行ってもらっています。子どもにとっても、教師にとっても、非常に良い環境だと思います。私たちは本当にラッキーでした。

どういう授業で使っていますか? フラッシュ型教材のどういうところが良いと思いますか?

佐藤先生 朝に使うのは、元気に声を出させることができるので良いですね。私は、朝の15分の「学級の時間」に使うことが多いです。3年生では、割り算が新しく入ってきますが、割り算を学習するために、2年生の掛け算のトレーニングをしたりしました。

阿部先生 わたしは、4年生の割り算のために、3年生の割り算や、九九をフラッシュ型教材で復習させました。今まで、プリントで復習を行っていましたが、子どもたちも「えーっ」て嫌がるんですよね。フラッシュ型教材を使うと、復習しているという感覚がなく、楽しみながら、取り組むことができました。前の学年の教材を準備しようとするとすごく大変だけど、フラッシュ型教材なら、ダウンロードするだけなので、簡単に振り返りができます。

校長先生 フラッシュ型教材を使った授業は、今までのコンピュータの授業とは違いますね。私は、これはひとつの革命だと思っているんですよ。
 今までのコンピュータは、子どもと機械の付き合い。子どもたちが黙々と取り組むわけですね。フラッシュ型教材は、教師と子どもたちみんなが、一緒に授業に参加できるところが良いですね。
 また、今までの教材は、パソコンのスキルのある先生専用のものが多く、正直、手作りの教材を使ったほうが、授業がやりやすいと思っていました。つまり、ある特定のパソコンができる教師のものだったわけですね。でも、これがあれば、変わってくるんじゃないかって思いますね。

 睦合小学校の授業のサポート支援を全面的に行っている、福島県教育センター 主任指導主事 池田和則先生にセンターの活動に関して、お話を聞きました。

 「我々の活動は、県内の各学校の教育活動の質をいかに高めていくかを考え、そのリードとサポートを行っていくことにあります。ICTを活用した教育で、県内の子どもたちが、それぞれ将来の職業で活躍できる資質を身につけてほしい。そう考えています」。

福島県教育センター 主任指導主事 池田 和則先生

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