「生徒のガンバリを引き出すために」 〜 自主的な『旺文社・英検CAT』の取り組みをプラス点として評価 〜

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 コミュニケーション能力を重視した英語指導に力を入れている慶應義塾中等部。ネイティブによる指導が週2時間(選択授業を入れれば週4時間)も行われている。同校での課題は「家庭学習の活性化」と、その延長線上にある自律学習の導入だ。そこで、『旺文社・英検CAT』を活用した指導について、英語科 江波戸 愼先生にお伺いした。

 同校の成績管理は、実にシステマティックである。"普段の授業における取り組み" "課題の提出""定期テストによる成績"が全て点数化され、その合計点で通知表の成績が決まる。その上で、絶対評価を取り入れているため、学年やクラスの順位とは関係なく、自分の実力として、通知表に反映されるのだ。もちろん、その評価方法は、予め生徒たちに告知されている。
   成績を集計すると、当然「あと1点あれば、一つ上の成績をもらえたのに...」という生徒もでてくる。そこで、生徒たちが注目しているものに"プラス点"がある。授業担当の采配によって異なるプラス点は、授業内容より更に進んで、自主的にがんばって学習をしたことを評価する、いわばボーナスポイントの意味をなす。例えば"あと1点あれば..."というときにプラス点が1点でもあれば、晴れてワンランク上の成績が、通知表に記載されることもあるのだ。
 そして、江波戸先生が担当する1年生の授業では、「指定期限までに『旺文社・英検CAT』で学習し、語いクイズの正答率が40%を超えたらプラス点」というルールが適用されている。

 「このルールが、家庭学習を大いに促がしています」と江波戸先生は話す。『旺文社・英検CAT』は、インターネット経由で学習するため、自宅からでもアクセスすることができる。生徒の日々の努力が、正答率につながるのだ。現に、1学期を終えたところで、1年生はおろか、2・3年生の内容まで終えてしまった生徒もいるという。

 期末テスト最終日の金曜日、コンピュータ教室を覗くと、生徒たちがモニタの前で真剣な顔をしていた。普通ならば試験が終わって解放されるところだが、『旺文社・英検CAT』にアクセスし、"語いクイズ"に取り組んでいる。翌日の午前0時が、プラス点を得るための期限であるため、最後の頑張りを見せているのだ。

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 このような頑張りを見せている生徒たちに、江波戸先生が、同教材を活用した取り組みについて自由記述によるアンケート調査を行った。「自分ひとりでも分からないところがわかる」「間違えたところがわかる」といった生徒からの回答に対して、「自律学習の導入としては概ね成功であり、生徒から同教材への評価もなかなか良かった」と江波戸先生は、話してくれた。

※本事例の中でご活用いただいた『旺文社・英検CAT』に関する詳しい情報は、CHIeru.Catalogue P16に掲載されています。

英語科 江波戸 愼先生

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